2025年6月14日、阿波山田錦の魅力を五感で楽しむイベント「阿波山田錦をもっと飲まん会2025」が徳島県内にて開催されました。昨年に引き続き、今年も多くの方々にご参加いただき、盛況のうちに幕を閉じました。以下、当日の様子をレポートいたします。
第1部:田植え体験




あいにくの雨模様となったものの、参加者の皆様は真剣かつ楽しげな様子で、ぬかるむ田んぼに足を取られながらも阿波山田錦の苗を一株ずつ丁寧に手植えしていきました。
翌日、筋肉痛になった方も多いのではないでしょうか。それだけに田植えの大変さや米作りの尊さを実感いただけたものと思います。
今回植えられた阿波山田錦米は、今秋の収穫を経て、埼玉の神亀酒造にて醸造される予定です。「飲まん会2025」の参加者には、手植え米使用の限定酒を優先販売いたします。昨年は猛暑の影響もあり、残念ながら手植え米での醸造が叶いませんでしたが、今年こそ皆様の手で植えたお米が、阿波山田錦らしい旨みを感じられる一杯となって戻ってくることを願っています。
第2部:酒蔵親睦イベント(酒宴)



田植えのあとは、徳島駅前の「居酒屋とくさん」にて、酒蔵親睦イベントを開催しました。
会場では、阿波尾鶏や鯛めし、竹ちくわなど、阿波の魅力が詰まった品々が提供され、舌でも徳島の風土を感じることのできる酒宴となりました。もちろん、食事に合わせるのは阿波山田錦を使った日本酒の数々。料理との絶妙な取り合わせを楽しんで頂けたことと思います。
阿波山田錦米を炊いて握られた特製のシャリ玉も提供されました。普段はなかなか体験できない、酒米を食す貴重な機会でしたが、参加者の皆様、お味はいかがだったでしょうか。あっさりしていて食べやすいね、といった声も聞かれました。
今回は会場が2フロアに分かれていたため、酒蔵の方々には途中でフロアを移動していただく場面もありましたが、その分多くの参加者と交流いただけたことと思います。参加者と酒蔵の方との間には笑顔と歓声が飛び交い、会場は終始にぎやかな雰囲気に包まれていました。
締めくくりにはお酒の抽選会も行われ、クジで当たりが出るたびに歓声が上がりました。ご当選された皆様、おめでとうございます。
おわりに
本イベントは、阿波山田錦を使用してお酒を醸している酒造メーカー(阿波山田錦交流会)、JA徳島県、JA全農とくしまの共催により開催いたしました。各会社、団体内の担当部署以外にも協力を仰ぎながら準備を進めてまいりました。徳島県をはじめ、阿波市観光協会などにもご協力をいただいております。また、第2部の会場をご提供いただいた居酒屋とくさん、酒販店おおさかやの皆様の全面的なご協力により実現いたしました。
関係者の方々に心より御礼申し上げます。
今後も「阿波山田錦をもっと飲まん会」は、阿波山田錦の魅力を発信し続けてまいります。ご参加いただいた皆様、ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました。
※お酒の優先販売のご案内など、今後の情報は当ホームページでお知らせいたします。どうぞお楽しみに!
阿波山田錦をもっと飲まん会2025実行委員会
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